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ビットコイン(Bitcoin)とは ~やさしいビットコイン入門~


ビットコイン(Bitcoin)とは何でしょうか。私たちの生活にどのような関わりがあるのでしょう。ビットコインは、暗号資産や仮想通貨と呼ばれおり、1度や2度は耳にしたことがあるかもしれません。しかし暗号、資産、通貨など難しそうな言葉が並んでおり、イメージが湧きづらい表現がされていることも事実です。そこで今回は、ビットコインを簡単に理解することを目標にビットコインについて説明していきます。
ビットコインの売買をしてみたいと考えている人にも、ビットコインについて関心があるという人にも間違いなく役立つ基礎知識となっています。
それでは一緒にビットコインとは何なのか、学んでいきましょう。

●そもそもビットコインとは
ビットコインとはインターネット上に記録されたデータと、その管理をしているネットワークを指します。今までのインターネットデータと異なる点が大きく2つあります。1つ目は、ビットコインの全ての取引はブロックチェーンと呼ばれる技術で記録されており、誰でも閲覧が出来ることです。2つ目は、ビットコインの取引のデータは世界中のビットコイン利用者で、常に同時に更新され続けていることです。また、ビットコインはデジタルデータなので単位は小数点8桁まで作ることができます。
数字に表せば0.00000001 BTCとなります。コイネージでは最低0.001BTC(1,000円台)*から購入することができ、必ずしも1BTCから買うものではないので、購入のハードルは決して高いものではありません。

●ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとは、一言でいうと“すべての取引データをみんなで共有する”システムです。ブロックチェーンでは複数の取引は一つのブロックにまとめられ、それらはチェーンのように繋いで記録されます。積み重なったデータは一か所にまとまっているのではなく、世界中に存在する、多数のノードと呼ばれるコンピュータネットワークに分散されて保存されています。ブロックチェーンが登場するまでは、取引データを一か所のデータベースに記録するだけの中央集権型の情報管理が主流でした。


ビットコインには発行上限があり、2100万枚(=2100万BTC)にプログラムで規定されており覆すことはできません。また、2100万枚すべてが世の中に出回っているのではなく、現在約1850万枚が発行されています。計算上では、2032年には99%のビットコインが世の中に流通する状態になります。
(* 1BTC = 115万円として計算、2020年9月30日付ビットコイン価格)

●ビットコインは誰が作ったのか
ビットコインの誕生は謎に包まれています。今では知名度が上がってきたビットコインですが、誕生はわずか12年前の、2008年10月31日になります。Satoshi Nakamotoと名乗る匿名の人物が「Bitcoin:A Peer-to-Peer Electronic Cash System」(P2P電子決済システム)という僅か9ページの論文をインターネット上に発表しました。ビットコインの大まかな仕組みが書かれたこの論分はビットコインホワイトペーパーと呼ばれています。その後、論文を元に有志のエンジニアたちによってシステムが構築され、2009年1月3日にビットコインを動かすソフトウェアが稼働し、はじめてビットコインのネットワークがインターネット上に誕生しました。つまり、ビットコインはまだ誕生から12年しか経っていない新しい電子取引システムであり、新時代の資産なのです。

●ビットコインを何に使ったら良いのだろう
ビットコインはお金なのでしょうか。結論から話すとYESでもあり、NOでもあります。例えば、ビットコインでの支払いを認めているお店では、決済をビットコインで行うことが既に可能になっています。また、海外への送金のコストが法定通貨に比べて格段に安いことや、短時間で送金が完了することがビットコインの特徴です。このため支払いのためだけではなく、保有する目的でビットコインを購入する場合も多いです。このような状態も相まってビットコインを一つの資産(アセットクラス)として考えていく流れがようやく出来上がってきました。

●ビットコインと電子マネーの違い

電子マネーとは本質的に機能面で大きく異なる点がいくつかあります。電子マネーでは交通系電子マネーなどのように、利用者は法定通貨によるチャージを行うことで残高が増額します。その単位は原則常に一定で、日本円でチャージした電子マネーは日本円で決済するものが一般的ですが、ビットコインで行う場合は、ビットコインと円を交換する暗号資産販売所などでビットコインを購入した上で、保有しているビットコインで決済を行います。この時、通貨単位はBTCになるので、日本円などの法定通貨と異なり24時間365日取引が行われているビットコイン市場では常に価格が変動しています。
ビットコインを他人に送付する場合はとても簡単で、メールの送信で用いるアドレスもように送付したい相手のウォレットアドレスと呼ばれる27~34桁の英数字さえ知ることが出来れば、世界中どこへでもビットコインを送ることができます。
異なるサービス同士ではお金を送り合うことができない電子マネーと違い、統一されたネットワークシステムとしてビットコインを利用できます。

●ビットコインは誰が支えているのか
ビットコインの特徴はネットワークの強さです。ビットコインは稼働から12年経つ今日に至るまで、一度もネットワークが止まったことがありません。これはビットコインを動かすソフトウェアが12年間必ず世界中のどこかで、国も年齢も性別も様々なビットコイン愛好者のおかげで動き続けていることに由来します。ビットコインにはマイニングと呼ばれる、ネットワークに協力をする対価としてビットコインを報酬としてもらえる仕組みがある為、ビジネスとしてビットコインのネットワークを支えている会社も多く存在しています。そうした専業マイニング企業の収益はとても大きく、アメリカのナスダック市場などの証券取引所に上場している会社もあるほどです。
ビットコインの短所としては、デジタルデータ故の管理の難しさが挙げられます。ビットコインはそもそもデジタルデータなので管理や保管を保有者が自ら行います。その為、デジタル金庫のようなものをPCやスマートフォンなどの中で作成することになるのですが、その際の管理には専門的な用語や知識が必要になることがあります。コイネージであればそうした専門的な知識は一切不要で、購入されたビットコインを安全に管理することが可能です。

●誰が使っているかわからないのに、ビットコインを信用できる理由

世界中の誰でもビットコインもデジタル金庫を持ち、保管することができます。誰が利用しているのかわからない中で、なぜビットコインのネットワークを信用できるのでしょうか。それはビットコインを語る上で欠かせない『ネットワークの分散化』にあります。ビットコインのネットワークは、常に同じデータを同期させていることは既にお伝えした通りですが、わざわざそのような仕組みにしている理由は不正な改ざんなどを試みる攻撃者からビットコインのネットワークを守るためにあります。
例えばAさんがBさんに1BTCを送ったとします。ブロックチェーンにはFrom Aさん、To Bさん、単位1BTCという情報が書き込まれます。この情報がひとたびブロックチェーンに書き込まれると、1万を超える世界中の同期している人たちのデータが一斉に更新されて、同じ“From Aさん、To Bさん、単位1BTC”という情報を所有します。たとえば、日本に住んでいる人の同期されたデータだけを何者かが書き換えて、2BTCを送付したように改ざんしたとしましょう。しかしビットコインのネットワーク上では、残りの大多数である海外の同期されたデータで1BTCの送付としか記録されていないため、多数派の人たちは1BTCが送付されたという事実を信じます。すると2BTCを送付したとされる人たちの同期されたデータは間違っていると判断され、ビットコインのネットワークとして認められなくなってしまいます。
このようにビットコインのネットワークは世界中の利用者から常に24時間365日監視されているような状況になっています。その為、ビットコインはどんな時でも止まらずに動き続けているのです。これはセキュリティだけの話ではなく、ビットコインのシステムが24時間止まらないおかげで、ビットコインでの取引や送付についても同じように原則24時間365日行うことが可能になっています。

●ビットコインの将来性
いかがだったでしょうか、ビットコインは年齢で数えれば12歳のまだまだ子供とも思える年齢です。ただ12年間1度も止まることなく、1度もデータが改ざんされることなく動き続けているネットワークは他の暗号資産を圧倒しています。この仕組み自体が、間違いなくビットコインの価値の根拠となる技術的な裏付けの一つとなっています。
現在、世界では1億人を超える暗号資産の利用者がいるとされています。世界人口に対して、この利用者数をどう感じるでしょうか。これまでご紹介させていただいた、資産としての堅牢なシステムやお金としての利便性を考えれば、今後も世界中でユーザーを増やし続け、ネットワークが広がっていく可能性があるでしょう。その時、ビットコインの価値はさらに見直されるのではないでしょうか。
最後にこの記事を読んでいただいた皆さん1人ずつが少しでもビットコインについてより興味・関心を持ってもらえていれば幸いです。