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ギャン

「ギャン」には、現在下記の2種類が存在します。

 

ギャン・リトレースメント

「ギャン・リトレースメント」の「ギャン」とは、米国の投資家であったウィリアム・ギャンに由来します。
「リトレース(retrace)」は日本語で引き返す・あと戻りするという意味です。
相場はトレンドが発生して一方向に動いた後、戻りの動きを繰り返しながら動いていきます。その戻りの基準になるのが「リトレースメント」です。

描画方法
 

①描画ツールバーの上から6つ目のGと書いてある部分を選択すると、新たに2つの描画ツールが表示され、上側が「ギャン・リトレースメント」です。
「ギャン・リトレースメント」を選択すると、黄色に変わりマウスポインタがペンのマークに変わります。
「ギャン・リトレースメント」を再度選択すると、黄色だったボタンが元に戻り描画モードを解除できます。
 

②任意の高値(安値)と安値(高値)を結びます。上昇トレンドのときは安値から高値、下落トレンドのときは高値から安値を結びます。
チャート上に表示される高値(安値)における比率が「ギャン・リトレースメント」です。

編集・削除
 

①描画した「ギャン・リトレースメント」を選択すると、「編集」、「削除」項目が表示されます。
 

②「編集」を選択すると、描画ツール編集画面が表示され、「スタイル」、「パラメーター」、「表示位置」などの設定を変更できます。編集した内容は、「設定」ボタンを選択することで反映できます。
 

③「削除」を選択すると、選択した「ギャン・リトレースメント」を削除することができます。
なお、チャート上の描画を全て削除したい場合は、描画ツールバーの下にある「描画全削除」ボタンで削除できます。

ギャン・リトレースメントの使い方

「ギャン・リトレースメント」描画の際、表示される比率は、
・0.0%・13.0%・25.0%・38.0%・50.0%・63.0%・75.0%・88.0%・100.0%
の9つになります。(編集で表示させる比率を選択可能です。)

使用頻度の多い比率は、
・25.0%・38.0%・50.0%・63.0%・75.0% です。

強いトレンドの場合は38.0%前後の戻りにとどまり、弱いトレンドの場合は50.0%前後または63.0%前後まで戻り、63.0%や75.0%以上戻った場合はこのトレンドの起点となった位置まで戻るというのが一般的な考え方です。
 

上図のチャートでは、直近の安値716,292円から上昇トレンドが発生し、1,020,100円を境に下落しています。その後、上昇幅の38.0%で反発し、再び上昇しています。
このように、おおよその戻りの目標値を算出することができるのが、「ギャン・リトレースメント」です。「ギャン・リトレースメント」はトレンドがはっきりしている、高値と安値がはっきりしている相場状態に利用すると機能しやすいツールです。
 
 

ギャン・ファン

「ギャン・ファン」の「ファン」は描画されるラインが扇状になることに由来しています。
「ギャン・ファン」では、このラインと実際の価格の関係で値動きの特性を見ることができます。

描画方法
 

①描画ツールバーの上から6つ目のGと書いてある部分を選択すると、新たに2つの描画ツールが表示され、下側が「ギャン・ファン」です。
「ギャン・ファン」を選択すると、黄色に変わりマウスポインタがペンのマークに変わります。
「ギャン・ファン」を再度選択すると、黄色だったボタンが元に戻り描画モードを解除できます。
 

②この状態でチャート上の任意の高値(安値)を選択し、その後、任意の安値(高値)を選択することで、チャート上に扇状の放射ラインが表示されます。この放射ラインが「ギャン・ファン」です。
上昇トレンドのときは安値から高値、下落トレンドのときは高値から安値を結びます。

編集・削除
 

①描画した「ギャン・ファン」を選択すると、「編集」、「削除」項目が表示されます。
 

②「編集」を選択すると、描画ツール編集画面が表示され、「スタイル」、「パラメーター」、「表示位置」の設定を変更できます。編集した内容は、「設定」ボタンを選択することで反映できます。
 

③「削除」を選択すると、選択した「ギャン・ファン」を削除することができます。なお、チャート上の描画を全て削除したい場合は、描画ツールバーの下にある「描画全削除」ボタンで削除できます。

ギャン・ファンの使い方
 

チャート上に表示された1本1本はギャンラインと呼ばれます。
左から順に、
1×8 (ワン バイ エイト)
1×4 (ワン バイ フォー)
1×3 (ワン バイ スリー)
1×2 (ワン バイ ツー)
1×1 (ワン バイ ワン)
2×1 (ツー バイ ワン)
3×1 (スリー バイ ワン)
4×1 (フォー バイ ワン)
8×1 (エイト バイ ワン)と呼ばれます。

ギャンラインの角度
 

チャート上に角度を表示させるには、上述の「編集」を選択し、「描画ツール編集画面」の角度表示チェックボックスにレ点を入れます。
 

各ギャンラインに角度が表示されます。

※注意
ここで出る角度の数値について、チャート上で時間と価格を調節することで、角度は自在に変形します。本来、時間軸が固定されている際に使用されるテクニカル分析として、古くから採用されていた分析方法です。チャート上の安値から高値(上昇トレンド)や高値から安値(下降トレンド)など、比較的長い期間における重要なトレンドを結んだ線をギャンラインの1×1(45度)の基準値とし、その結んだギャンラインを対角線とした正方形がギャン・ファンとして分析する基準となります。

価格が1×1 (ワン バイ ワン)45度のラインを上回れば強気相場、下回れば弱気相場と見なすというのが一般的な考え方です。
1×1の直線が、上昇トレンドの強力なサポートラインまたは下降トレンドの強力なレジスタンスラインとして機能すると見なし、このラインを突き抜ければ相場の重要な転換シグナルになると考えられます。