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フィボナッチ

「フィボナッチ」には、現在下記の5種類が存在します。

 

フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ・リトレースメントの「リトレースメント」とは「引き返す、後戻りする」と言う意味です。チャート上にて、直近の高値から安値、または安値から高値に照準を合わせ、反転している価格がどこまで戻り、再度反転するのかの目標値を判断するために参考となる、テクニカル的な指標です。

描画方法
 

① 描画ツールバーの上から5つ目のFと書いてある部分を選択すると、新たに5つの描画ツールが表示され、一番上が「フィボナッチ・リトレースメント」です。
「フィボナッチ・リトレースメント」を選択すると、黄色に変わりマウスポインタがペンのマークに変わります。
「フィボナッチ・リトレースメント」を再度選択すると、黄色だったボタンが元に戻り描画モードを解除できます。
 

② 上図では、任意の高値にカーソルを合わせて選択し、任意の安値を選択して2点を結びます。(2つの赤丸の箇所です。)すると、チャート上に複数の水平線が表示されます。これが、「フィボナッチ・リトレースメント」です。

編集・削除
 

① 描画した「フィボナッチ・リトレースメント」を選択すると、「編集」、「削除」項目が表示されます。
 

② 「編集」を選択すると、描画ツール編集画面が表示され、「スタイル」、「パラメーター」、「表示位置」の設定を変更できます。編集した内容は、「設定」ボタンを選択することで反映できます。
 

③ 「削除」を選択すると、作成した「フィボナッチ・リトレースメント」を削除することができます。
なお、チャート上の描画を全て削除したい場合は、描画ツールバーの下にある「描画全削除」ボタンで削除できます。

フィボナッチ・リトレースメントの使い方
「フィボナッチ」にて表示される水平線の比率は、
100.0%、76.4%、61.8%、50.0%、38.2%、23.6%、0.0%
の7つになります。(編集で表示させる比率の選択が可能です。)
 

フィボナッチ級数は主に、38.2%と61.8%、そして50%戻す「半値戻し」の水準が判断軸とされています。
強いトレンドの場合は、38.2%前後の戻りに止まり、弱いトレンドの場合は、半値戻しの50.0%前後、または61.8%前後まで戻る傾向が多く見られます。それ以上戻った場合には、このトレンドの起点となったポイントまで全て戻る「全戻し」という考え方が一般的です。
具体的には任意の安値から高値、また高値から安値を結び、その上昇と下降幅を38.2%、50.0%、61.8%で分割し、「戻り」の目標値を算出し、判断材料にします。

フィボナッチ・ファン

「フィボナッチ・ファン」の「ファン」は「扇」を意味しています。価格チャートに対して任意の一点から「フィボナッチ級数」に基づいて放射線状に直線を引くことでその価格の動きを明確に読み取ろうとするテクニカル的指標です。数本引かれたこのトレンドラインが、扇の骨のように見えることから「フィボナッチ・ファン」と呼ばれています。

描画方法
 

① 描画ツールバーの上から5つ目のFと書いてある部分を選択すると、新たに5つの描画ツールが表示され、上から2つ目が「フィボナッチ・ファン」です。
「フィボナッチ・ファン」を選択すると、黄色に変わりマウスポインタがペンのマークに変わります。
「フィボナッチ・ファン」を再度選択すると、黄色だったボタンが元に戻り描画モードを解除できます。
 

② まず、任意の安値(高値)にカーソルを合わせて選択し、続けて任意の高値(安値)を選択して2点を結びます。すると、安値(高値)を起点に放物線が表示されます。これらが、「フィボナッチ・ファン」です。

編集・削除
 

① 描画した「フィボナッチ・ファン」を選択すると、「編集」、「削除」項目が表示されます。
 

② 「編集」を選択すると、描画ツール編集画面が表示され、「スタイル」、「パラメーター」、「表示位置」の設定を変更できます。編集した内容は、「設定」ボタンを選択することで反映できます。
 

③ 「削除」を選択すると、選択した「フィボナッチ・ファン」を削除することができます。
なお、チャート上の描画を全て削除したい場合は、描画ツールバーの下にある「描画全削除」ボタンで削除できます。

フィボナッチ・ファンの使い方
「フィボナッチ・ファン」描画の際、表示される比率は、
100.0%、76.4%、61.8%、50.0%、38.2%、23.6%、0.0%
の7つになります。(編集で表示させる比率を選択可能です。)
フィボナッチ級数は主に、38.2%と61.8%、そして50%戻す「半値戻し」の水準が判断軸としてあげられます。

強いトレンドの場合は、38.2%前後の戻りにとどまり、弱いトレンドの場合は、半値戻しの50.0%前後、または61.8%前後まで戻る傾向が多く見られます。それ以上戻った場合には、このトレンドの起点となったポイントまで全て戻る「全戻し」という考え方が一般的です。
具体的には任意の安値から高値、また高値から安値を結び、その上昇と下降幅を38.2%、50.0%、61.8%で分割し、「戻り」の目標値を算出し、判断材料にします。

 

上図の場合、7/16日以降の上昇トレンドは10月中旬ごろに61.8%辺りの水準に戻りますが、その後の上昇は起点とし、起点に戻ることなく上昇を続けています。この上昇トレンドは「フィボナッチ・ファン」の基本的な考え方に則した動きと言えます。

フィボナッチ・エクスパンション

「フィボナッチ・エクスパンション」の「エクスパンション」は直訳で「拡張」という意味です。トレンド中で、価格が上昇中に利益確定売りなどで反転し、再度上昇する「押し目」、や、またその反対の意味を持つ「戻り目」となった後に、どのあたりまで相場が動くのか予測するツールです。

描画方法

 

① 描画ツールバーの上から5つ目のFと書いてある部分を選択すると、新たに5つの描画ツールが表示され、上から3つ目が「フィボナッチ・エクスパンション」です。
「フィボナッチ・エクスパンション」を選択すると、黄色に変わりマウスポインタがペンのマークに変わります。
「フィボナッチ・エクスパンション」を再度選択すると、黄色だったボタンが元に戻り描画モードを解除できます。
 

② 任意の安値(高値)、任意の高値(安値)、押し目(戻り目)の3点にカーソルを合わせて選択し、結びます。すると押し目を起点とした水平線が特定の比率で表示されます。これらが、「フィボナッチ・エクスパンション」です。

編集・削除
 

① 描画した「フィボナッチ・エクスパンション」を選択すると、「編集」、「削除」項目が表示されます。
 

② 「編集」を選択すると、描画ツール編集画面が表示され、「スタイル」、「パラメーター」、「表示位置」の設定を変更できます。編集した内容は、「設定」ボタンを選択することで反映できます。
 

③ 「削除」を選択すると、選択した「フィボナッチ・エクスパンション」を削除することができます。
なお、チャート上の描画を全て削除したい場合は、描画ツールバーの下にある「描画全削除」ボタンで削除できます。

フィボナッチ・エクスパンションの使い方
「フィボナッチ・エクスパンション」を描画の際、表示される比率は、
0.0%、61.8%、100.0%、161.8%
の4つになります。(編集で表示させる比率の選択が可能です。)
 

図のように、安値を起点として上昇トレンドの終わり、を押し値として3点を設定すると、その後の値動きは再度61.8%と100%に達したところから上昇トレンドとなり、上値抵抗線のブレイクポイントとなりました。このように、フィボナッチ・エクスパンションは上昇や下降などのトレンドがはっきりしている、高値と安値がはっきりしている相場状態に利用すると機能しやすいツールです。

フィボナッチ・タイムゾーン

「フィボナッチ・タイムゾーン」の「タイムゾーン」は、「時間軸」を意味します。
このフィボナッチ級数の時間軸をチャートの横軸で表示する描画ツールです。
数多くのツールが価格の縦軸を基準とするが、タイムゾーンでは横軸という違うアプローチからチャートを分析できます。

描画方法
 

① 描画ツールバーの上から5つ目のFと書いてある部分を選択すると、新たに5つの描画ツールが表示され、上から4つ目が「フィボナッチ・タイムゾーン」です。
「フィボナッチ・タイムゾーン」を選択すると、黄色に変わりマウスポインタがペンのマークに変わります。
「フィボナッチ・タイムゾーン」を再度選択すると、黄色だったボタンが元に戻り描画モードを解除できます。
 

② 相場の流れが変わったポイント(下落から上昇または、上昇から下落に転じた箇所)を基準にして結ぶことにより表示できます。それぞれに表示されたラインの付近でトレンド転換の可能性があり天井・底の判断目安になります。これが「フィボナッチ・タイムゾーン」です。

編集・削除
 

① 描画した「フィボナッチ・タイムゾーン」を選択すると、「編集」、「削除」項目が表示されます。
 

② 「編集」を選択すると、描画ツール編集画面が表示され、「スタイル」、「パラメーター」、「表示位置」の設定を変更できます。編集した内容は、「設定」ボタンを選択することで反映できます。
 

③ 「削除」を選択すると、選択した「フィボナッチ・タイムゾーン」を削除することができます。
なお、チャート上の描画を全て削除したい場合は、描画ツールバーの下にある「描画全削除」ボタンで削除できます。

フィボナッチ・タイムゾーンの使い方・注意点
 

フィボナッチ・タイムゾーンは、トレンドの転換点の目安になります。
トレンド発生時に、それぞれのライン付近で転換が発生しやすくライン付近が天井・底として売買の判断材料として機能します。
例えば、上昇トレンド発生している時には、相場が下落した際の押し目買いが予想でき、その後、価格の上昇が続き、タイムゾーンのライン付近に到達している価格が天井と判断した場合に利益確定売りといった相場動向の確認ができます。
注意点は、マイナーなツールであり投資家の利用が多いツールに比べて信頼度が落ちる点です。

 

上図の様にフィボナッチ・タイムゾーンは、売買の判断分析の軸とはせずに補助ツールとして、他のツールと組み合わせて使用することで分析の信頼度向上に役立つ可能性があります。
例:フィボナッチ・リトレースメントと組み合わせる。
レジスタンス・サポートラインして売りと買いのタイミングの精度を高める。

フィボナッチ・アーク

「フィボナッチ・アーク」の「アーク」は「弧」を意味します。
「フィボナッチ級数」に基づいて、「フィボナッチ・リトレースメント」と同じ性質を持ち、チャート上に半円型のラインを表示することで、直近の高値から安値、または安値から高値に照準を合わせ、反転している価格がどこまで戻り、再度反転するのかの目安値を判断するためにご使用して頂く、テクニカル的な指標です

描画方法
 

① 描画ツールバーの上から5つ目のFと書いてある部分を選択すると、新たに5つの描画ツールが表示され、上から5つ目が「フィボナッチ・アーク」です。
「フィボナッチ・アーク」を選択すると、黄色に変わりマウスポインタがペンのマークに変わります。
「フィボナッチ・アーク」を再度選択すると、黄色だったボタンが元に戻り描画モードを解除できます。
 

② 任意の安値(高値)から高値(安値)の起点を決めて2つを結ぶことで、「フィボナッチ・アーク」を表示することができます。
安値から高値へ結ぶと下向きの半円型のラインが引かれ、安値(高値)から高値(安値)から安値へ結ぶと下向き(上向き)の半円型のラインが引かれます。

編集・削除
 

① 描画した「フィボナッチ・アーク」を選択すると、「編集」、「削除」項目が表示されます。
 

② 「編集」を選択すると、描画ツール編集画面が表示され、「スタイル」、「パラメーター」、「表示位置」の設定を変更できます。編集した内容は、「設定」ボタンを選択することで反映できます。
 

③ 「削除」を選択すると、選択した「フィボナッチ・アーク」を削除することができます。
なお、チャート上の描画を全て削除したい場合は、描画ツールバーの下にある「描画全削除」ボタンで削除できます。

フィボナッチ・アークの使い方・注意点
 

フィボナッチ・アーク描画の際、表示される比率は、
100.0%・76.4%・61.8%・50.0%・38.2%・23.6%・0.0%
の7つになります。(編集で表示させる比率を選択可能です。)
フィボナッチ・アークの、反発ポイントを探る要素は
・下向きの半円型に表示したラインは買い目線での反発ポイントを探るサポート要素
・上向きの半円型に表示したラインは売り目線での反発ポイントを探るサポート要素
として、価格が上昇中に利益確定売りなどで反転し、再度上昇する「押し目」、またその反対の意味を持つ「戻り目」が起きた際、押し目買いと戻り目売りのエントリーポイントとして活用することができます。

 

注意点は、マイナーなツールであり投資家の利用が多いツールに比べて信頼度が落ちる点です。フィボナッチアークを売買の判断分析の軸にはせず、補助ツールとして上図の様に、他のツールと組み合わせて使用することで、分析の信頼度向上に役立つ可能性があります。
例:フィボナッチ・リトレースメントと組み合わせる。
ラインが重なる付近がトレンド転換点になりやすい。