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移動平均線

「移動平均線」は、米国の証券アナリストであるジョセフ・グランビルによって考案されたテクニカル指標です。
移動平均線には、「単純移動平均線」「指数平滑移動平均線」「加重移動平均線」があり、それぞれ計算方法が異なります。考え方としては、時系列データの不規則な上下変動を排除して「平滑化」を図り、長期的なトレンドを見極められるテクニカル分析の中でもポピュラーなテクニカル指標です。

単純移動平均線は「Simple Moving Average line」略称でSMA
指数平滑移動平均線は「Exponential Moving Average line」略称でEMA
加重移動平均線は「Weighted Moving Average line」略称でWMAとそれぞれ表記されます。

表示方法
 

① 画面上部のテクニカル指標追加・編集ボタンを選択し、テクニカル指標追加・編集画面を表示します。
② テクニカル指標追加・編集画面の一番左にあるテクニカル指標一覧と書かれたリストの中から、トレンドと書かれた項目の「単純移動平均線」を選択します。
③ 画面左下にある追加ボタンを選択すると「単純移動平均線」の設定内容が表示されます。
 

④ 画面右の選択テクニカル指標設定で、「パラメーター」「スタイル」などの設定を変更できます。
⑤ 設定後、画面右下の設定ボタンを選択するとチャート上に「単純移動平均線」が表示されます。
 

編集・削除
 

表示した「単純移動平均線」を選択すると、「編集」「削除」項目が表示されます。
① 「編集」を選択すると、テクニカル指標追加・編集画面が表示され、「パラメーター」「スタイル」の設定を変更できます。
「削除」を選択すると、「単純移動平均線」を削除することができます。
(指数平滑移動平均線、加重移動平均線も同様の方法で編集、削除可能です。)

移動平均線の計算方法
単純移動平均線:日々の価格を平等に加重
指数平滑移動平均線:直近の価格を2倍(加重)することで、最新の価格の動きを重視
加重移動平均線:直近の価格を重視し、個々の価格データへの加重を徐々に減らして計算

移動平均線の見方
デフォルトの設定は、期間「10」、利用データ「終値」となっています。(指数平滑移動平均線、加重移動平均線も同様)

単純移動平均線は、設定した期間の価格についての平均値を算出しています。移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド、実際の価格がラインから大きく離れてる際は、買われすぎ、売られすぎの判断材料としても見ることができます。
基本的に、期間が異なる複数の移動平均線を組み合わせて使うことが多いです。
また、複数の期間の移動平均線を組み合わせることにより、重要なシグナルを判断することができるとされています。
その一つにゴールデンクロス(買いシグナル)とデッドクロス(売りシグナル)があります。
ゴールデンクロスは短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へクロスすることを言い、長期的な値動きに対して短期的に強く上昇している場合に出現するため、買いのサインとなります。
一方、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へクロスすることをデッドクロスと言い、長期的な値動きに対して短期的に強く下落している場合に出現するため、売りのサインとなります。

注意点
指数平滑移動平均線・加重移動平均線は、単純移動平均線より直近の価格を重視した移動平均線で、指数平滑移動平均線がより直近の価格に重点を置いたものとなります。どの移動平均線も同じようなラインにはなりますが、単純移動平均線と比較した際には、指数平滑移動平均線・加重移動平均線の方が値動きには敏感に反応します。直近の価格に重点を置くことでダマシが多くなるため、相場の状況や他のテクニカル指標とも照らし合わせて状況を判断する必要があります。