いまビットコインに新たな流れが来ていますね?
そうですね、価格が一気に高騰した2017年のような一時的なブームではなく、ビットコインにゴールド(金)のような安全資産としての性質を見出す向きが増え、注目を集め始めています。
ビットコインはどのような動きになっていますか?
2020年春のコロナショックで一時売られて40万円台まで下がったものの、他のマーケットにも勝る堅調な動きを見せ、夏場には年初来高値を更新し2020年11月には160万円台まで上昇しました。そのことからビットコインがメディアでも注目されることが増えましたね
(テレビ東京「テレ東NEWS」の生配信でコイネージが取材を受けました)。
出典:コイネージ
どういうところが注目されていますか?
ゴールドと同じような希少性や安全性に世界的に多くの人が注目しています。また、2,100万枚と発行上限があることからインフレヘッジになるとの見方も出ており、こうした点もゴールドと同じような安全資産としての性質と見られ始めています。 このため富裕者層や資産家・機関投資家層がポートフォリオの1つに加え始めているようです。伝統的金融資産との価格変動の相関性が低いことから、分散効果を狙った利用もあるようです。 ポートフォリオの一部にビットコインを持つことにより、バランスの良いポートフォリオの構築を目指せるという側面があります。大口投資家が暗号資産(仮想通貨)を活用しだしたのは、ポートフォリオの中に加えておくべき意義を見出していると言えるでしょう。
各種資料からコイネージ作成
プロの投資家も注目しているということですか?
そうです。昨今では安全な投資対象の1つとしてプロの機関投資家や上場企業も活用するようになりました。直近でも報道によると、NASDAQやニューヨーク証券取引所に上場している複数企業が、数百億円単位のビットコインを購入していますし、投資対象がビットコインのみの投資信託は数千億円のビットコインを保有しています(2020年10月26日時点)。 また、米国で先物取引やオプション取引も始まり、大口投資家が参加しやすい状況が整ったことで、流動性が増し、さらにビットコインを投資対象として活用しやすい環境となっています。
参照元:上場企業等のビットコイン保有状況(BitcoinTreasuries.org)
ビットコインの着目すべき特徴は?
他にもありますが、会社が株式を発行したり、国が国債を発行したり、中央銀行が法定通貨を発行したり、といった従来の金融資産と大きく異なることが分かると思います。
ビットコイン市場は規模としてはどれくらいの大きさですか?
ビットコインの時価総額は2020年10月26日現在で、およそ2,422億ドル/25兆4,362億円です(CoinMarketcap)。これは、米国株で言えばナイキ(約1,610億ドル)、マクドナルド(約1,668億ドル)、コカ・コーラ(約2,140億ドル)、ウォルト・ディズニー(約2,241億ドル)などよりも大きい水準で、日本株ではトヨタ自動車(約1,857億ドル)が唯一近い水準にあります(2020年10月26日終値換算)。 実はすでに規模で言えばビットコインは世界の名だたる企業と並ぶほどであり、メジャーな投資対象の一つとなっていることが分かります。
ビットコインの将来はどのようになりそうですか?
ビットコインの将来的価値をどう見積もるかは、専門家によっても様々な意見に分かれます。参考までに報道されている代表的なものを紹介させていだきます。 アメリカの資産運用最大手フィデリティは、ゴールドの流通量と採掘量の相関関係に着目し、2029年までに1ビットコインの価値は100万ドルと現在の約100倍になると予測しています。 また、「ストック・フロー比率(S2F)」という暗号資産(仮想通貨)の価格予想モデルの考案者であるPlanB氏は「ビットコインが2021年の12月までに10万~28万ドルに達することに何の疑いも持っていない。」と述べています。
参照元:ビットコインが2021年12月に10万ドル達成は「間違いない」=S2Fモデル考案者のPlanB(コインテレグラフ)
参照元:Fidelity Digital Assets validates model that predicts Bitcoin price at $1 million (CRYPTO NEWS FLASH)
一方で過去の流出事件等で不安なイメージもあります。
日本では暗号資産(仮想通貨)交換業者が登録制になるなど、当局による監督や規制の整備に加えて、認定自主規制団体(一般社団法人日本暗号資産取引業協会)が業界自身で管理態勢を整えています。特にお客様のお預かり資産は分別管理することが法律で義務化され、当社においては100%コールドウォレット(ネットワークに接続しないハードウェアで保管する方法で、暗号資産の保管に置いて最もセキュリティレベルの高い保管方法)で流出リスクを抑えています。当社はマネーパートナーズグループという東証一部上場金融機関グループの一員として、お客様に安心してご利用いただける環境整備に強くこだわっています。
ではビットコインはどのような取引に向くと思いますか?
デジタル上の資産としての特性を評価して長期的な視点で保有することや、インフレヘッジの可能性に注目するのもよいと思います。一方、値動きの大きさに着目した取引も可能だと思いますし、ポートフォリオの分散効果を高める意図で利用することもありでしょう。人それぞれご自身に合った取引の仕方ができるのではないかと思います。
少額から始められるのも魅力ですね。
そうですね、1ビットコインは現在約350万円という価格ですが、実際の売買は0.001ビットコインから行えますので、例えば1ビットコインが350万円なら、約3,500円から売買できます。少額から試したり、きめ細かな活用もしやすいと思います。
最後にコイネージでビットコインを始めてみようという方に一言。
コイネージは、2020年7月末の開業からわずか3か月で預かり資産が3億円を突破したように、マネーパートナーズというFXの黎明期から15年間、FXサービスを提供してきたグループ企業の信頼/実績/ノウハウをお客様から評価していただいていると考えています。 これからも安心して未来のデジタル資産をお取引いただけますよう、安全性を保ちつつ積極的にサービスの拡充を行っていく計画です。ビットコインやマーケット動向などの情報発信や、チャット機能を含めた多様なお客様サポートも行ってまいります。 ビットコイン取引を始めやすいお得なキャンペーンもご用意していますので、ぜひコイネージで口座開設、お取引を体験していただきたいと思います。
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